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MATSUMOTO

いいずら便り第203号

負債が相続税対策になります　　被相続人の借入金や、死亡以前の入院費用、未払金は控除の対象 負債があれば、相続財産から債務の控除ができます。 ○　負債の種類 　　・公租公課（相続開始時の未払いの税金の他、準確定申告に 　　　　　　　　納付した所得税含む。固定資産税、都道府県民 　　　　　　　　税、市町村民税は納税義務が確定する日が債務 　　　　　　　　の確定日。相続人の責めによる延滞税等は控除 　　　　　　　　になりません。） 　　・銀行借入金（本人が借入れをしている場合には控除されま 　　　　　　　　すが、保証債務や連帯債務については別途取り 　　　　　　　　扱いがあります。保証債務は主たる債務者が弁 　　　　　　　　済不能で、回収できる見込みがないときは、控 　　　　　　　　除できます。連帯債務は負担すべき金額が明ら 　　　　　　　　かになっているときは控除できます。） 　　・借入金 　　・未払金 　　・買掛金 ○　相続税申告の必要書類 　　例えば、＊借入金の残高証明書・請求書 　　　　　　＊納付書・納税通知書 　　　　　　＊所得税、消費税の確定申告書 　　　　　　＊金銭消費貸借契約書　 　　　　　　＊医療費の領収書 ◎　生前に、被相続人の財産状況を把握して、負債が控除対象に 　　なるかどうか等、チェックしておくことが大切です。

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